Cookie

 　Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみの事。ホームページを運営しているサーバが、あなたのパソコンに勝手に植え付けていく、ちょっとしたメモのようなものです。

 

 

　Cookieにはユーザに関する情報や最後にサイトを訪れた日時、そのサイトの訪問回数などを記録しておくことができる。Cookieはユーザの識別に使われ、認証システムや、WWWによるサービスをユーザごとにカスタマイズするパーソナライズシステムの要素技術として利用されています。

 

 

Cookie の保管場所を一度覗いて見ましょう。「マイ コンピュータ」を開き「C ドライブ」→「Windows」→「Cookies」というフォルダの中を見てください。Cookie を有効にしている人はたくさんテキスト形式で保存されたメモがあると思います。

 

 

Internet Explorer の場合、通常では Cookie を有効にするように設定されていますが、これを有効にしていると、便利な事もあります。

 

 

例えば、あなたがよく訪れる掲示板があったとします。そして毎日書き込む場合、いちいち自分の名前を毎回入れるというのはけっこう面倒くさいと思いませんか?そのような事をこの Cookie という機能を有効にしてあれば、毎回その掲示板に訪れるたびに、あなたの名前があらかじめ書き込まれていると言った具合です。

 

 

　Netscape Communications社が同社のブラウザにCookieを組み込んだのが始まりで、標準化団体で正式に規格化されているわけではないが、多くのブラウザがサポートしており、事実上の業界標準となっており、1つのCookieには4096バイトのデータを記録でき、最大で300のCookieを保存できる。1台のサーバが同じコンピュータに対して発行できるCookieの数は20個に制限されている。Cookieにはそれぞれ有効期限を設定することができ、有効期限を過ぎたCookieは消滅する。