HD Photo

HD Photo

2007年3月にMicrosoft社が発表した画像形式の一つ。
写真画像などの保存に適したフルカラーの高圧縮率のフォーマットである。
標準的に利用されているJPEGに比べ、約2倍の圧縮効率ながら画質の劣化が小さいことが特長。
HD Photoでは同品質の画像のファイルサイズをJPEGの半分にすることができる。
画像の圧縮方式は基本的にJPEG同様非可逆圧縮方式であるが、可逆圧縮方式にも対応する。
JPEGの後継であるJPEG 2000よりも少ない計算量で圧縮できる。
HD PhotoはWindows VistaおよびMicrosoft .NET Framework 3.0で標準サポートされる。
Windows Vistaのリリースと同時にそれまで「Windows Media Photo」と呼ばれていたものが現在のHD Photoに改名されたが、
その際ファイルの拡張子も“.wdp”から“.hdp”へと変更となった。「Windows Imaging Component」
(WIC)コーデックをダウンロードすることでWindows XPやWindows Server 2003でも利用できるようになる。
同社ではAdobe Photoshop用のプラグインなども提供している。

HP制作には適切な画像サイズや画像ファイル形式が必要となっているので、HD Photoについても詳しく知っていなければならない。
HD PhotoはJPEGに比べ良い点ばかりに見えるが、劣る点はないのか？
HP制作にHD Photoが一般的に使われるのはいつになるんだろう。